人生の最終段階における医療やケアに関する患者・利用者との話し合いの実施状況について、厚生労働省の調査で、2割超の医師が「ほとんど行っていない」と回答していることが分かった。【大月えり奈】
18日に開かれた中央社会保険医療協議会と社会保障審議会・介護給付費分化会による意見交換会で示された。
厚労省のガイドラインでは、医療・ケアを受ける本人が医療・介護従事者らのチームと十分話し合い、本人による意思決定を基本に、人生の最終段階における医療・ケアを進めることが最も重要な原則だとしている。
ただ、厚労省がこの日示した意識調査報告書(速報値)によると、
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