政府の規制改革推進会議のワーキング・グループが15日開かれ、佐々木淳専門委員(医療法人社団悠翔会理事長)は、一定の条件の下で訪問看護師が処方箋を発行して投薬できる規制緩和策を検討すべきだと主張した。医師のタスク・シフト/シェアを進めるための提案で、推進会議では5月末ごろの答申に盛り込めないか、厚生労働省と調整する。【松村秀士】
佐々木氏は、患者の病状の急変時に往診した医師が投薬できない場合に看護師らが代わりに対応する2つの方法を説明した。
1つは、病状の変化を想定し、医師がひと通りの薬をあらかじめ処方しておくやり方だ。ただ、この方法では、
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