福祉医療機構が行った「病院経営動向調査」の結果(概要)によると、2022年度に医業利益ベースで5%以上の減益を見込んでいるのは243病院の53.0%を占め、24.7%は15%以上の減益を見込んでいた。これに対し、5%以上の増益を見込んでいるのは19.4%だった。【兼松昭夫】
一方、収入(医業収益ベース)では、5%以上の減収見込みが243病院の32.1%、5%以上の増収見込みが23.0%だった。外来診療では5%以上の増収見込みが33.4%で減収見込みの19.3%を上回ったが、入院診療では減収見込みが36.3%を占め、増収見込み(20.6%)を上回った。
病院経営動向調査は、3月1-22日にウェブ上で実施。337病院と215の医療法人のうち、250病院(74.2%)と158法人(73.5%)が答えた。福祉医療機構が7日、調査結果の概要を公表した。
22年度の医業利益の見込みを病院の種類別に見ると、
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