社会保障審議会の介護給付費分科会は16日、介護施設・事業所の3割が介護ロボットの一種の見守り支援機器を既に導入しているとする調査研究の結果を了承した。この研究では、介護ロボットやICT機器の導入に当たって高額な費用が障壁になっていることが明らかになっており、複数の委員が報酬の加算といったインセンティブの付与や補助金の増額を検討するよう求めた。【松村秀士】
厚生労働省が2022年度に実施した調査研究事業によると、回答した4,842カ所の介護施設・事業所のうち、30.0%が見守り支援機器を既に導入していた。また、入浴支援機器を導入済みの施設や
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