加藤勝信厚生労働相は24日の閣議後の記者会見で、健康保険証を廃止する2024年秋以降、資格確認書で医療機関を受診する際の診療報酬の扱いを、マイナンバーカードの保険証(マイナ保険証)に比べて点数が高い現在の保険証と同じにする考えを示した。どのような薬剤が処方・調剤されているかなど患者の情報を資格確認書ではオンラインで把握できず、問診などで医療現場の手間が増えるため。【兼松昭夫】
加藤氏は「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の基盤となるオンライン資格確認にはさまざまなメリットがある」と述べ、それらを患者や国民に伝え、マイナ保険証の普及を促す方針を説明した。
(残り404字 / 全687字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】