新型コロナウイルス感染症パンデミックの経験を踏まえ、日本製薬工業協会は、国としてワクチンや治療薬などの創薬環境と生産体制の整備を進め、感染症領域の事業性を向上させるための提言を近く公表する。8日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会で、日本製薬団体連合会の眞鍋淳会長(第一三共社長)が明らかにした。【ライター 設楽幸雄】
感染症対策を平時から推進することを求めるもので、政府が新たに設置する「内閣感染症危機管理統括庁」が、省庁横断的で強制的な権限を持ち、一貫性のある政策の遂行が必要だとする。
具体的には、感染症治療薬やワクチン開発への支援方針、医薬品・原材料関連の国際連携などの推進を求める。
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