2023年度薬価改定の在り方を議論した16日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会で、薬価改定の算定式で使用されている調整幅の在り方も論点に挙げられた。厚生労働省は、新薬創出等加算品、長期収載品、後発品のカテゴリー別の乖離率指数を提示。これを受け、支払側委員は、カテゴリー別の調整幅設定を提案した。【ライター 設楽幸雄】
調整幅の在り方については、中医協は継続検討としている。厚労省は、論点として、「調整幅は薬価制度全体の中で位置付けられているものであることを踏まえ、中間年改定である令和5年度薬価改定においてどのように考えるか」と提起した。
(残り575字 / 全844字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】