厚生労働省は、看護師の特定行為研修の体制整備に向けた具体的な計画の策定を、各都道府県が作る次期医療計画で必須とすることを有識者検討会に提案した。また、特定行為研修の修了者やその他の専門性の高い看護師の就業者数の目標について、各都道府県が可能な限り二次医療圏ごとや分野・領域別に設定を検討することも論点として示し、大きな異論は出なかった。【松村秀士】
目標の設定は、特定行為研修を修了した看護師らの養成を推進するのが狙い。2024年度に始まる次期医療計画での反映を目指し、厚労省が11日の「第8次医療計画等に関する検討会」にこうした方針を示した。どのように設定するかは、医道審議会の関連の部会で検討する。
同検討会のワーキンググループによる取りまとめ案では、
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