マイナンバーカードを介護で活用する上でどのような課題があるか、厚生労働省が洗い出しに乗り出す。政府は、介護の被保険者証そのものの見直し方法を年内に検討した上で、マイナカードを活用し、介護の保険者証を2023年度以降にデジタル化したい考え。ただ、同省の担当者は、介護の保険証とマイナカードの一体化など「結論ありきでは進められない」と話している。【兼松昭夫】
医療では、複数の医療機関を患者が受診できるのに対し、介護では契約を結んだ事業者のサービスをケアプランに基づき利用するなど、仕組みが大きく異なるため。介護でのマイナカードの活用法は、医療とのそうした違いも踏まえて検討する。
厚労省では、
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