オンライン資格確認の義務化に向け、厚生労働省は、同省サイトに未登録の医療機関に対して、ダイレクトメールを発送するとともに、社会保険診療報酬支払基金からの電話勧誘も行う。DMは10日付で発送する。2023年4月からの義務化に間に合わせるには、9月ごろまでのカードリーダー申し込みが必要とされている。【ライター 設楽幸雄】
患者のマイナンバーカードを健康保険証として活用するオンライン資格確認は、23年4月から原則義務化となる。マイナンバーカードのデータの読み取りに必要な顔認証付きカードリーダーは、厚労省が無償配布しているが、医療機関・薬局からの申し込みは、7月31日時点で61.5%にとどまり、4割近く(8万8,500施設)がまだ対応できていない。
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