福祉医療機構(WAM)は、貸付先医療機関を対象とした診療報酬改定の影響調査の結果をまとめた。急性期病院の4月の医業収益は、2%以上減収・横ばい・増収の3通りに割れる結果となった。減収も増収も、要因は「今改定の影響以外」が大部分で、4月時点では診療報酬改定の影響は少なかった。しかし、経過措置終了の10月以降に最も影響があるものでは、看護必要度の心電図モニター管理の廃止を挙げた病院がほぼ半数になった。【ライター 設楽幸雄】
急性期病院93病院の4月の医業収益は、2%以上減収が36.9%だったが、横ばい34.1%、増収29.0%と3通りに割れた。
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