国民健康保険中央会がまとめた国保連合会の2022年5月審査分(4月診療分)の結果は、総件数が8,623万件で前年同月比0.6%増、総医療費は2兆3,230億円で同0.1%減となった。件数、医療費ともほぼ横ばいだが、調剤は薬価改定の影響により、件数が横ばいの中で医療費が3.6%減となった。【ライター 設楽幸雄】
4月は、日祝日を除く平日数が25日で前年同月と同じだったが、そのうち土曜日は5日で1日多かった。土曜日以外の平日数は1日少なかったことになる。
4月診療分の件数と医療費は、この平日数と土曜日の数の影響を受けている。また、医療費は、実質マイナスの診療報酬改定の影響がある。
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