厚生労働省は5日、2021年の「労働安全衛生調査(実態調査)」の結果を公表した。メンタルヘルス対策の取り組みについては、「ストレスチェックの実施」の割合が前年と比べて上がった。国が後押ししているストレスチェックを、メンタルヘルス対策の主軸に据える事業所が増えているようだ。【新井哉】
調査は1万4,669事業所を対象に行われ、7,831事業所(53.4%)から有効回答を得た。メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所(回答事業所の59.2%)について、取り組みの内容(複数回答)を見ると、「ストレスチェックの実施」の割合が65.2%で最も高く、前年と比べて2.5ポイント上がった。
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