2021年度の脳・心臓疾患に関する「過労死等」の労災請求・支給決定件数が前年度と比べて減ったことが、厚生労働省が取りまとめた「労災補償状況」で分かった。請求件数は2年連続で減少しており、新型コロナウイルス感染症の流行が影響した可能性もありそうだ。【新井哉】
21年度の脳・心臓疾患事案の請求件数は前年度比31件減の753件だった。業種別(大分類)では「運輸業、郵便業」が155件で最も多く、以下は、「建設業」(105件)、「卸売業、小売業」(92件)などの順だった。
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