政府は7日の臨時閣議で骨太方針2022を決定した。社会保障関連では、レセプト(診療報酬明細書)や電子カルテなど医療全般の情報を全国で共有できるプラットフォームの創設など、医療・介護分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を盛り込んだ。また、持続可能な社会保障制度の構築の一環で、「かかりつけ医機能」を発揮するための制度を整備する。【兼松昭夫】
首相官邸ホームページより
医療DXの推進は、▽全国医療情報プラットフォームの創設▽電子カルテ情報の標準化▽診療報酬改定DX-の3つが柱。首相が本部長を務め、関係閣僚が参加する「医療DX推進本部」(仮称)を政府内に設置し、医療界や産業界を巻き込んで進める。
全国医療情報プラットフォームは、マイナンバーカードを健康保険証として使う「オンライン資格確認システム」のネットワークを拡充して創設し、
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