厚生労働省の有識者検討会は25日、2024年度からの第8次医療計画の策定に向け、医療圏や基準病床数などをテーマに議論した。人口の減少が今後進む中、二次医療圏をどう設定するかといった観点で意見を交わした。【松村秀士】
厚労省がこの日示した論点は、▽次期医療計画での医療圏▽病院や診療所の病床の適正な配置を図るために定める基準病床数▽5疾病・6事業、在宅医療ごとの指標-に関するもの。
このうち医療圏については、現行の第7次医療計画で335の二次医療圏、52の三次医療圏(共に21年10月現在)が設定されているが、現在では二次医療圏の多くが人口20万人未満となっており、40年にかけて各地で人口の減少が進む見通し。
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