兄弟姉妹らの見守りなどを行う小学6年生の7.1%が、1日7時間以上の時間を家族の世話に費やしている実態が厚生労働省の調査で分かった。小学生を対象としたヤングケアラーに関する調査は、今回が初めて。【松村秀士】
調査は1月、全国の小6を対象に実施し、9,759人から回答を得た。それによると、約15人に1人に当たる6.5%が、世話をしている家族が「いる」と答えた。
その相手を聞いたところ(複数回答)、最も多かったのが「きょうだい」(71.0%)で、次いで、「母親」(19.8%)や「父親」(13.2%)、「祖母」(10.3%)、「祖父」(5.5%)などと続いた。
■開始年齢、4割超が「10-12歳」
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