東京都福祉保健局は7日、「高齢者の特性を踏まえたサービス提供のあり方検討会」(座長=駒村康平・慶応大教授)の報告書を公表した。サービスを提供する事業者に対しては、まずは現在提供しているサービスが高齢者にとって利用しづらいものになっていないか振り返り、できることから取り組むよう促している。【新井哉】
報告書では、サービス提供事業者の心構えや取り組みについて、▽高齢者への理解を深める▽従業員への研修を行う▽組織内で情報を共有し、対応を検討する▽理念を共有し手引き等を作成する▽高齢者の認知機能の低下に配慮した環境を整備する▽サービスのデジタル化、オンライン化を行う場合は、高齢者に十分配慮する▽社会貢献や長期的な利益の視点を持つ-ことを挙げている。
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