厚生労働省は28日、高齢者施設の入所者と従事者、通所サービス事業所の利用者と従事者へコロナワクチン追加接種を速やかに実施するよう、各都道府県などに事務連絡した。対象者は接種券が到達していない場合も追加接種可能で、武田/モデルナ社ワクチンの積極的な活用を求めている。【齋藤栄子】
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数がこれまでに経験したことのない速さで増加しているため、これらの高齢者と従事者は、1回目、2回目の初回接種の完了から8カ月以上の経過を待たずに追加接種を実施する対象とされている。
事務連絡では、円滑かつ迅速な追加接種を実施するため留意すべき事項について整理したとしている。
追加接種の体制確保についてでは、各自治体が高齢者施設に連絡を取るなど密接に連携し、早急に接種体制の構築を進めること、その際には、市町村が円滑な追加接種を行えるように各都道府県が協力することを求めている。
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