厚生労働省は15日、「高齢者施設におけるワクチン接種歴等を踏まえた面会に係る事例集について」の事務連絡を、各都道府県介護保険主管部(局)などに宛てて出した。各施設等で面会の実施方法を検討する際に参考となるよう、例として示すもので、本事例に基づいて実施することを求めるものではないとしている。【齋藤栄子】
11月24日付の事務連絡「社会福祉施設等における面会等の実施にあたっての留意点について」で、入所者および面会者のワクチンの接種歴や検査結果等を考慮して、対面での面会の実施を検討すること等が示された。これを踏まえて、対面での面会を実施している事例を示し、検討の参考となるよう、管内の施設・事業所に対しての周知を求めている。
事務連絡では、介護保険施設等の運営基準において、「常に入所者の家族との連携を図るとともに、入所者とその家族との交流等の機会を確保するよう努めなければならない」等とされていることも踏まえて対応することとしている。
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