厚生労働省は、第59回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(17日開催)の感染状況の分析・評価などを公表した。全国的に新規感染者数は非常に低い水準となっているが、「感染伝播は継続している」と指摘。「次の感染拡大に備えた医療提供体制・公衆衛生体制の強化を進めることにより、感染リスクを引き下げながら経済社会活動の継続を可能とする新たな日常の実現を図ることが求められる」としている。【新井哉】
厚労省によると、10日時点の全国の入院者数は750人で、1週間前と比べて208人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は1.9%(1週間前は2.4%)で、都道府県別では、島根(5.6%)が最も高く、以下は、群馬、山口(共に5.1%)、岐阜(4.6%)、愛媛(4.1%)、大阪(4.0%)、岡山(3.6%)などの順だった。
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