厚生労働省は25日、第49回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。東京の新規感染者数について「過去最大規模の感染拡大が継続している」と指摘。「入院者数と重症者数は共に過去最高の水準で、夜間をはじめ新規の入院受け入れ・調整が困難な事例が生じている」と説明している。【新井哉】
厚労省によると、18日時点の全国の入院者数は2万1,338人で、1週間前と比べて2,727人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は56.6%(1週間前は49.9%)で、都道府県別では、滋賀(87.9%)が最も高く、以下は、沖縄(82.1%)、神奈川(79.2%)、千葉(75.2%)、鹿児島(71.4%)、茨城(70%)、埼玉(69.6%)、山梨(69.1%)、岩手(67.1%)、群馬(66.5%)、宮城(65.5%)、奈良(65%)、京都(64.4%)、香川(62.8%)、大阪(62.1%)などの順だった。
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