厚生労働省医政局長は23日、新型コロナウイルス感染症に係る周産期医療の着実な整備に関する通知を都道府県知事に出した。新型コロナウイルスに感染した妊産婦については、「肺炎の重症化に対応できる専門性を有する集中治療が必要となる可能性が高く、さらに感染妊産婦の産科的緊急処置も必要となる場合があることから、受入れ医療機関を確実に設定する必要がある」としている。【新井哉】
通知では、17日に千葉県で自宅療養中の新型コロナウイルス感染の妊婦が自宅で早産となり、新生児が死亡する「大変痛ましい事例」が発生したことを取り上げ、新型コロナウイルス感染症に係る周産期医療体制の着実な整備について、検討・確認の実施を徹底するよう求めている。
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