東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第50回)が17日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「新規陽性者数が十分に下がりきらないまま、未だ高い値で推移している」と指摘。「感染性の高い変異株の影響等を踏まえると、第3波を超える急激な感染拡大の可能性があり、新規陽性者数を徹底的に減らし、感染の再拡大を防止しなければならない」としている。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(9日時点)の1,626人から16日時点で1,346人と減少したが、「依然として高い値で推移している」と指摘。「引き続き50代の割合が最も高く、今週は40代の割合が上昇した。あらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を強く持ち、人と人との接触の機会を減らし、基本的な感染防止対策、環境の清拭・消毒を徹底するよう啓発する必要がある」としている。
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