厚生労働省は26日、2045年に薬剤師が最大で12.6万人過剰になるとの推計結果を、有識者検討会に示した。将来的に業務の充実によって需要が増えるとしても、引き続き供給がそれを上回ると予測している。同省では、次の会合で議論の報告書案を示す予定。【松村秀士】
処方箋当たりの業務量が現在と同じだと仮定し、同省が機械的に試算したところ、20年に32.0万人だった薬剤師の需要は、45年には33.2万人となる。また、今後の業務変化といった変動要因を考慮すれば、同年に最大で40.8万人に増える見込み。
■需給推計の論点提示
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