政府の規制改革推進会議は20日、医療・介護ワーキング・グループ(WG)を開き、「調剤の外部委託・40枚規制の見直し」などをテーマに議論した。厚生労働省の担当者は、薬局の調剤業務の外部委託について、安全性を確保できたり、対人業務の充実につながったりするかどうかの検討が必要だとの考えを示した。【松村秀士】
調剤業務については現在、処方箋を応需した薬局の管理者の責任の下で薬剤師が行う必要がある。また、安全性を確保するため、処方箋の応需から薬剤の交付までの一連の業務を、同一の薬局で実施しなければならない。ただ、機械化やICTの導入などで、調剤のやり方が多様化している。
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