厚生労働省は20日、介護保険サービスに従事する職員の感染防止策について、感染症の専門家を施設等に派遣して行う、実地での研修を希望する事業所を募集することを事務連絡した。第1次募集期間は21日から5月14日まで。100施設で締め切る。第2次募集は6月下旬に実施予定。【齋藤栄子】
「介護保険サービス従事者向けの感染対策に関する研修について」(2020年11月9日厚労省老健局高齢者支援課ほか連名事務連絡)等で、介護保険サービスに従事する職員がサービスを提供する際に留意すべき感染防止策について、研修教材を公開するとともに感染症の専門家による実地での研修を行うとしていた。
実地研修の応募に当たっては、管理者あるいは感染対策教育担当者が、職員向け研修プログラムを全て受講済みであることが要件となる。管理者等以外の職員については申し込み時点での受講完了は求めないが、実地研修の内容を理解しやすいように受講を完了しておくことが望ましいとしている。
(残り303字 / 全724字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】