ニコチン依存症の治療に使うアプリなど、いわゆる「プログラム医療機器」が保険適用されるケースが出始めているのを受けて、厚生労働省は診療報酬による評価の枠組みを検討する。2022年度の診療報酬改定に向けて中央社会保険医療協議会の部会で議論し、年内の取りまとめを目指す。【兼松昭夫】
中医協が24日に開いた総会で提案し、了承された。中医協の小塩隆士会長(一橋大経済研究所教授)は、プログラム医療機器への評価方法を整理することは「これから重要性が高まると思う」と述べた。
プログラム医療機器は病気の診断や治療などに使うプログラム。中医協は20年11月、ニコチン依存症の治療のためのアプリを医療機器として初めて保険適用することを了承した。ただ、
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