厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンの優先接種の対象に、感染患者と頻繁に接する訪問看護ステーションの従事者も含めることを明らかにした。これは、日本看護協会などの関係3団体が1月に厚労省へ要望していた対応。【松村秀士】
厚労省はこれまで、優先接種の対象となる医療従事者らの範囲について、病院や診療所、薬局で感染者や感染疑い患者と頻繁に接する機会のある医師や薬剤師、その他の職員のほか、対策業務を行う自治体の職員や感染者らを搬送する救急隊員などとしていた。
ただ、この範囲を広げ、訪問看護ステーションでの業務に従事して感染患者や疑い患者に頻繁に接する機会のある職員も加える。
■老健などの従事者、医療機関と同一敷地内なら優先対象も可
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