厚生労働省は、乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンの2021年度の定期接種で、供給が安定するまでの間は1期の2回接種(1回目および2回目)を優先するよう、医療機関などに呼び掛ける通知を出した。同年度の前半でワクチンの供給量が大幅に減り、出荷量の調整が行われる見通しのため。併せて、必要に見合った量を購入することも求めている。【松村秀士】
ただ、同省は、定期接種が受けられる年齢の上限が近づいていれば、その年齢が過ぎないように、21年度内の接種を行うよう促している。接種の対象となるのは、1期(1-3回目)が生後6カ月から90カ月までで、2期(4回目)は9歳以上13歳未満など。
■微研会が製造を一時ストップ、問題発生で
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