日本医療機能評価機構は9月29日、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の年報(2019年)を公表した。19年1月から12月までの1年間に報告された事例を集計・分析したもので、報告件数は前年比約1.8倍の14万4,848件だった。疑義照会については、前年と比べて約2.2倍の報告があり、全体の8割近くを占めた。【新井哉】
年報では、参加薬局と報告件数は17年から18年にかけて「著しく増加している」と指摘。その背景として、「患者のための薬局ビジョン」実現のためのアクションプラン検討委員会報告書、18年度診療報酬改定における地域支援体制加算の新設などを挙げている。
(残り513字 / 全793字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】