厚生労働省は11日、障害福祉サービス等報酬改定検討チームのオンライン会議で、障害者の入所施設や精神科病院などからの地域移行の受け皿として重要な役割を果たしてきた、グループホーム(共同生活援助)に関する現状・課題や論点、検討の方向性を示した。【新井哉】
厚労省は、グループホームの現状と課題について、障害支援区分4-6の利用者の全体に占める割合が増加していることを指摘。また、サービス類型別の利用者の状況に関しては、「介護サービス包括型は知的障害者、外部サービス利用型は精神障害者が多い」「日中サービス支援型は他類型より身体障害者の割合が高い」「日中サービス支援型は区分4以上が多く、外部サービス利用型は区分なしが多い」などとした。
(残り675字 / 全989字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】