東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第5回)が6日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、7月26日から8月1日までの新規入院患者数は688人、退院者数は364人となっていることを取り上げ、「重症化リスクのある中高年者や、中等症の入院患者が増加しつつある」との見解が示された。【新井哉】
モニタリングコメント・意見では、第1波(3月1日から5月25日の緊急事態宣言解除までと設定)と異なり、1日当たりの新規陽性患者数の漸増が長期間継続して収束の兆しが見えない中、「医療従事者の緊張は続いている」との見解に加え、「短期間で通常の患者より煩雑な入院と退院の作業が繰り返されることも、医療機関の負担の要因となっている」との指摘があった。
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