政府は17日の臨時閣議で、「経済財政運営と改革の基本方針2020」(骨太方針2020)を決定した。8日に固めた原案では言及しなかった2021年度から始まる薬価の毎年改定については、「骨太方針2018等の内容に新型コロナウイルス感染症による影響も勘案して、十分に検討し、決定する」と記載。その前提となる20年度の薬価調査は実施する方針を示した。そのほかの医療分野や社会保障などに関する記述は、原案をほぼ踏襲した。【松村秀士】
政府は、与党との調整を経て「毎年の薬価改定」の文言を骨太方針2020に盛り込んだ。今後の検討は中央社会保険医療協議会で行われる予定で、22日の中医協の薬価専門部会・総会でより具体的に議論される見通し。
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