日本医療機能評価機構はこのほど、医療事故情報収集事業の年報(2019年)を公表した。19年の医療事故情報の報告件数は、前年比33件減の4,532件だった。同機構は「毎年、前年とほぼ同じか前年を上回る数の報告が続いており、医療事故を報告することが定着してきている」との見解を示している。【新井哉】
19年の年報によると、報告のあった計4,532件のうち、最も多かったのが「療養上の世話」で1,579件。以下は、「治療・処置」(1,282件)、「ドレーン・チューブ」(361件)、「薬剤」(346件)、「検査」(260件)、「医療機器等」(106件)、「輸血」(10件)の順で、「その他」も588件あった。
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