総務省はこのほど、「行政評価局レポート」を公表した。有料道路で料金を徴収されないで通行できる救急車(救急業務に際しての通行)に関する調査結果を記載。抽出調査した32消防本部のうち、18消防本部が救急搬送時に一般レーンを走行していたことや、5消防本部が救急搬送先からの帰署時に有料道路を有料で通行していたことを取り上げ、「無料通行できる専用のETCカードの活用や、救急搬送先からの帰署時における有料道路の無料通行について検討する必要がある」としている。【新井哉】
行政評価局では、行政運用上の課題を情報収集しており、今回、32消防本部の救急搬送時の通行実態を調査。救急搬送時の通行方法については、「緊急走行することにより、有料道路の通行に当たり料金を徴収しないこととされている」と説明している。
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