厚生労働省は2日、新型コロナウイルス感染症に関するPCR検査体制の強化に向けた指針を、都道府県などに事務連絡した。帰国者・接触者外来や、それと同様の機能がある医療機関では、人員・稼働体制の現状とピーク時の検体採取の対応力を確認した上で、ピーク時にはレーンの増設や開設時間・曜日の延長などで対応力の拡大を機動的に図れる体制をあらかじめ構築する必要があるとしている。【松村秀士】
指針ではまた、こうした体制づくりのために、人員の確保が必要なら、地方自治体や地域の医師会などの関係団体や医療機関で調整し、人員の応援・派遣要請、看護職員らの復職の呼び掛けを行うなど、事前に人員体制を確保すべきだとしている。
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