中央社会保険医療協議会は25日、持ち回りで総会を開き、新型コロナウイルス感染症の重症・中等症患者を受け入れた医療機関が算定する特定集中治療室管理料や救急医療管理加算などの点数を通常の3倍に引き上げることで合意した。これらの医療機関では、対応するために平時の3倍以上に相当する人員を確保していることが明らかになったためで、感染拡大時の特例的な措置。厚生労働省は26日、関連の事務連絡を出す予定で、同日付で点数の引き上げが適用される。【松村秀士】
点数が3倍になる診療報酬は、「救命救急入院料1」「特定集中治療室管理料1・3」「ハイケアユニット入院医療管理料」「救急医療管理加算」などで、医療機関が専用病床を確保した上で、新型コロナの重症・中等症患者を受け入れた場合、これらの診療報酬の評価が引き上げられる=表=。
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