厚生労働省は11日、時間外・休日労働時間が年960時間を超える医師のいる医療機関に提出を義務付ける「医師労働時間短縮計画」の策定ガイドラインの骨子案を、「医師の働き方改革の推進に関する検討会」に示し、おおむね了承された。計画では、時間外・休日労働時間数の実績や労務管理の実施状況などの記載を求めている。同省は、2020年度の早期にガイドラインを公表する。【松村秀士】
時間外・休日労働時間数が年960時間を超える医師が勤務する医療機関では、21年度から同計画を策定し、都道府県に提出しなければならない。PDCAサイクルによる計画の取り組みを進め、医師の労働時間の短縮を図る狙いがある。
(残り369字 / 全660字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】