2020年度の診療報酬改定では、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の評価項目を、急性期の入院医療の必要性に応じた評価となるように見直す。看護必要度のうち、「手術等の医学的状況」(C項目)は、実績を踏まえて手術の評価日数を従来よりも長くするほか、入院で実施される割合が高い乳腺悪性腫瘍手術や経皮的針生検法などを評価の対象に追加。また、判定基準や看護必要度の該当患者割合の施設基準なども見直す。【松村秀士】
厚生労働省が5日、地方厚生局などに出した各点数の施設基準や算定の際の留意事項に関する通知などによると、C項目の評価日数について、開頭手術は13日間(現行は7日間)、開胸手術は12日間(同)、開腹手術は7日間(4日間)、骨の手術は11日間(5日間)などに延長する。
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