厚生労働省は2月28日、感染症法に基づく届出基準の一部を改正する案を公表した。流行性角結膜炎の届出基準の項目に「アデノウイルス抗原等の検出を新たに追加する」としている。【新井哉】
流行性角結膜炎は、潜伏期(約1-2週間)の後、急性濾胞性結膜炎の臨床症状を示して発病する。結膜の浮腫や充血、眼瞼浮腫が強く、流涙や眼脂を伴う。耳前リンパ節の腫脹と圧痛を来す場合が少なくない。通常は発病後2-3週間程度で治癒する。感染性が強く、院内・家庭内感染を起こすことが多い。
(残り153字 / 全381字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】