厚生労働省は23日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の下船者の健康フォローアップに関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区、横浜検疫所に出した。都道府県などが健康フォローアップを実施した結果、対象者の発熱や呼吸器症状などの新型コロナウイルス感染症の疑いのある症状を認めた場合、「感染症指定医療機関等で適切な医療が提供されるように調整すること」としている。【新井哉】
事務連絡では、横浜検疫所が作成した対象者名簿に基づき、下船日の翌日から起算して14日間は「毎日、対象者への健康フォローアップを実施すること」と記載。具体的には、▽体温▽咳の有無▽咽頭痛の有無▽鼻汁または鼻閉の有無▽全身倦怠感の有無-などを確認する必要性を挙げている。
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