厚生労働省は14日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で検疫業務に従事していた検疫官が新型コロナウイルスに感染したことについて、疫学調査で「基本的な感染防護策が徹底されていなかった」と判明したと発表した。感染症の専門家を派遣し、「医療救護活動従事者向けの感染防護の指導と、活動拠点の環境管理等を徹底する」としている。【新井哉】
厚労省によると、12日に検疫官の感染が判明した。この検疫官は3日夜から4日夜にかけて、船内の客室で質問票の回収と検疫の業務に携わっていたが、5日以降は検疫所の事務所内で業務を行っていた。
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