政府の「全世代型社会保障検討会議」は8日に2回目の会合を開き、有識者からヒアリングを実施した。日本医師会(日医)、日本歯科医師会、日本薬剤師会を代表して横倉義武・日医会長は、医療分野について財源論に偏らない「丁寧な議論」を求めた。受診時定額負担については、患者の受診抑制につながるなどとして日医として反対する姿勢を示したが、西村康稔経済財政政策担当相は会合後の記者会見で、これに賛成の意見もあったことに触れ、今後も幅広い層からヒアリングを続ける意向を示した。【吉木ちひろ】
会議では、2040年以降も医療などの社会保障制度を持続させていくための対応策について関係閣僚や有識者らが協議する。第1回から、「給付と負担」の見直しに焦点が当たっていた。
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