中央社会保険医療協議会・診療報酬基本問題小委員会は6日の会合で、中医協の「入院医療等の調査・評価分科会」の検討結果と、「医療技術評価分科会」からの報告の内容を了承した。入院医療などの評価の在り方については、今後の総会で本格的に議論されることになるが、この日の小委員会で支払側委員が、従来の7対1に相当する急性期一般入院料1からの転換を促すため、同入院料1の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)Iの基準を見直すべきだと主張した。【松村秀士】
入院医療分科会では、2020年度の診療報酬改定に向けた評価や検討につなげるため、18年度と19年度に実施された「入院医療等における実態調査」の結果の分析や技術的な課題などを議論。急性期入院医療や地域包括ケア病棟入院料、回復期リハビリテーション病棟入院料、慢性期入院医療、DPCなどに関する検討結果をまとめた。
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