厚生労働省は、16日に開かれた中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」で、2020年度診療報酬改定に向けた論点として、患者の入退院時の生理学的スコア(SOFAスコア)の報告対象の見直しなどを挙げた。委員からは、報告対象を広げ、特定集中治療室管理料3・4の算定医療機関などにも報告を求めるべきだとの意見が上がった。【松村秀士】
SOFAスコアは、呼吸機能や肝機能などの6項目を5段階の点数でスコア化し、全身の臓器障害の程度を判定するもの。18年度改定では、特定集中治療室管理料1・2の算定医療機関に対し、入退室時のSOFAスコアのデータの報告を必須とした。
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