厚生労働省は15日、都道府県に対し、避難所におけるアレルギー疾患の被災者への対応に関する事務連絡を出した。避難所では、多数の被災者に限られた種類の食材を一律に提供せざるを得ないことを説明。「被災者は、そこで長期にわたり生活することを余儀なくされるため、アレルギー疾患を有する場合、特段の配慮が必要」などとしている。【新井哉】
事務連絡では、避難所で医療に携わる保健師らにアレルギー児への対応を徹底することを要望。避難所で生活する被災者に対しても、アレルギー疾患患者への正しい理解を促し、事故防止の環境を構築する必要性を挙げている。
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