厚生労働省は7日、難病・小児慢性特定疾病研究・医療ワーキンググループ(座長=五十嵐隆・国立成育医療研究センター理事長)の第2回会合で、前回の会合で出た意見と具体的な論点を示した。医療費助成の対象患者の基準について、重症度基準の意義や不認定となった患者に対する支援の在り方を議論するよう提案。対象疾病の見直しを行う場合の手続きに関しても議論するよう促した。【新井哉】
前回の会合では、医療費助成によって治療を継続することにより症状が安定している患者について、「医療費助成から外すことにより治療が受けられなくなることがないよう配慮すべきである」といった指摘に加え、指定難病から外すことがいいのか十分考慮するよう求める意見などが出ていた。
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