厚生労働省は3日に開かれた中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」で、抗菌薬適正使用支援加算の要件の見直しを論点に挙げた。医療機関での抗菌薬の適正使用に関する取り組みをさらに進めるためで、医療機関が患者に対して抗菌薬の適正使用について積極的に助言を行うことなどを要件に加えるべきだとの意見が上がった。【松村秀士】
2018年度の診療報酬改定で新設された抗菌薬適正使用支援加算(100点)は、薬剤耐性(AMR)対策などを推進する観点から、「抗菌薬適正使用支援チーム」の組織を含めた抗菌薬の適正使用を支援する体制について評価している。
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