厚生労働省の保健医療情報標準化会議(座長=大江和彦・東京大大学院教授)は9月30日、保健医療情報分野の標準規格に関する提言を取りまとめた。同省に対し、「データ入力用書式取得・提出に関する仕様(RFD)」「HL7CDAに基づく退院時サマリー規約」「標準歯式コード仕様」を新たに標準規格として認めるよう求めている。【新井哉】
厚労省の標準規格に関しては、これまでに「ICD10対応標準病名マスター」「診療情報提供書(電子紹介状)」「看護実践用語標準マスター」「処方・注射オーダ標準用法規格」などの計17規格が認められている。標準規格の制定に際しては、「標準に関する関係者合意を形成しうる団体」として、HELICS協議会が選定に関わっている。
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